QRコード付名刺|簡単に作成できる方法や活用方法を伝授!

2022年1月11日

最近では、生活のあらゆる場面で目にしているQRコード。スポーツ観戦、映画のチケットやお店のクーポンを取得したいときなど、スマホをコードに「かざすだけ」で目的の情報に直接アクセスでき、URLを入力する手間を省けて便利になりました。以前はQRコードを読み取るための専用アプリが追加で必要でしたが、今では写真を撮るときの標準カメラで読み取ることができるようになり更に便利になりました。

ここでは、名刺にQRコードを載せるメリットや、QRコード付き名刺カードを作成する際のさまざまな活用方法や簡単に作成出来る方法をご紹介します。 ※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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名刺の表面と裏面の限られたスペースに、あらゆる情報をすべて詰め込んで表示させようとすると、文字数が多くなって読みにくくなったり、名刺全体のデザイン性を損ねてしまったりします。

このコロナ禍でソーシャルディスタンスを保ちながらの商談も時短を迫られています、そこで、これからはできるだけ少ない手順でサッと情報にアクセスでき、より自社の魅力を伝えられるよう名刺をどう使いこなす事ができるかがカギになります。

QRコードを活用すれば、名刺には載っていないけれど、いま知ってもらいたい自社の情報を、サイトで伝えることが可能となり、すっきりとしたデザインにすることができ印象の良い名刺も作成できます。

『目次』

  1. QRコードを載せて効果のあるビジネス名刺に!メリットとは?
  2. QRコードを作成する際の注意点
  3. QRコードを作成する方法は意外とかんたん! しかも、無料でできちゃう!
  4. 活用方法
  5. まとめ

1. QRコードを載せて効果のあるビジネス名刺に!メリットとは?

ビジネスで使用する名刺にQRコードを載せると、特に有効です。ビジネス名刺に用いるQRコードの情報には、自社のホームページやウェブサイト・メルマガ登録フォーム・商材のランディングページ等にしておくほうが、URLのような細かな文字情報を載せておくよりも、QRコードを用いてスマートフォンから読み取ってもらえて、手軽に情報を伝えることが可能となります。

名刺交換の際、取引先へのあいさつ時の訪問や商談の場で伝えきれなかった情報については、「こちらのコードをぜひご確認ください」とひと言添えておくだけでも、アピールすることができます。QRコードを読み取るというアクションを加えることで、その後の会話やコミュニケーションのきっかけとなることも期待でき見てほしい情報に相手を誘導しやすくなります。また、受け手にとっても長いURLを入力する手間をなくして、カメラアプリを使ってQRコードを読み取ると、すぐに情報にアクセスできることもメリットの1つです。

2. QRコードを作成する際の注意点

せっかくQRコードを作って記載しても、読み取りにくくては困ります、相手に失礼になってしまうこともありますので、QRコードを作成する際は、実際に使用する時になってからトラブルにならないよう以下の点に注意しておく必要があります。

①QRコードを構成する四角い正方形が歪む

コードを名刺に載せる際に、画像加工ツールなどで拡大・縮小してしまうと、QRコードが歪んでしまうことがあります。コードの歪みは一見するとわかりにくいですが、歪んだQRコードは読み取りに時間がかかったり、読み取り不可能となってしまうため注意しましょう。

②QRコードの周囲に文字やイラストなどがかかっていないか確認する

コードの周囲に余白が無いと、読み取りづらくなったり読み取り不可能なものとなってしまいます。そのためコードの周のガイドラインに文字やイラストが重なると、コードとの境目が曖昧になってしまうので、読み取りにくい、または読み取り不可能なQRコードとなってしまうため注意が必要です。

③QRコードの画像解像度やサイズ・色の濃淡に注意

名刺にQRコードを記載する場合は、QRコードの画像解像度は300~350dpiにします。解像 度が低いまま印刷すると粗い仕上がりとなり、読み取れないQRコードとなってしまうおそれがあります。 

また、色の濃淡やコントラスト・サイズにも注意が必要です。サイズは2.5cm四方より小さくなると読み取りづらくなります。サイズが小さすぎると、セルがつぶれて読み取れなくなったり、薄い色で印刷されているQRコードは、読み取れないことがあります。しっかりと 読み取れるカラーの濃さにし背景色のコントラストが低くならないよう注意してください。

④URLはできるだけ短く

URLが短いほどQRコードのピクセル数が少なくなり結果としては読み取りやすくなります。もし、長いURLの場合は、URL短縮サービスを利用してシンプルに活用してください。また、短縮における法則性や、リンククリック数の計測機能に違いあるので、自分に合ったものを選択しましょう。

※ただし、URLのドメインが隠れるデメリットやサービス終了に伴うリンク切れになってしまうリスク、サービス元がリンクの情報を流出してしまう危険性があることを承知しておきましょう。

また、URLを短縮することで危険なWebサイトかどうか判別できないため、サービスが悪用される可能性があります。悪用が続くと通報され、サービス自体の利用が難しくなるというリスクもあるので注意が必要です。

bitly → https://bitly.com/

URX → http://urx2.nu/

⑤QRコードを作ったら必ずスマートフォンから読み取り確認を ← ポイント!

せっかく出来上がったQRコードを名刺に載せても、読み取れなければ意味はありません。QRコードを作成したら、印刷入稿前に必ず紙にプリントアウトしてから複数のスマートフォンで読み取りの確認を(iPhone/android)してください、確認することで失敗を未然に防ぐことができるのでお薦めです。

3. QRコードを作成する方法は意外とかんたん! しかも、無料でできちゃう!

名刺のURLを持っていればそれを変換することもでき、真ん中には会社のロゴを入れたりもできるものやURLが無くても自分で必要な情報を入力するとQRコードが作成できるものまであります。

QRのススメ   →   https://qr.quel.jp/

QR Code JP   →   https://www.qr-code.jp/

CMAN        →   https://www.cman.jp/

ここでは紹介しきれませんが、他にもいろいろなアプリやサービスが提供されてますので、検索して自分に合うものをチョイスしてみてください。

QRコード1つにいろんなツールがまとまらない。。名刺・HP・各種SNS・PDF・地図・ECサイト・クーポン・各支店情報 これを1つにできるQRコードもあります。 ⇒   https://smart-share.com/

4. 活用方法

QRコードには、名刺以外にもいろいろな活用方法がありますので、下記にその一部を紹介いたします。

①ダイレクトメール(DM)

QRコードを使用すると反響率アップやWebサイトへの誘導が簡単に行えたり、SNSなどへのフォロー登録率アップ

懸賞・キャンペーン

時間設定で会場内のあらゆるものにQRコードを設置し、クイズ形式で答えにたどり着くと抽選で賞品が当たる仕組みやハッシュタグ(#)を利用して応募を促し各種SNSの登録者数を増やす仕組みなど

③各種SNSサイトへのフォローミー

FacebookやInstagramで情報を発信しても読者がいなければ意味がありません。

そこで、店舗の店内や広告などに各種SNSのQRコードを設置し、スキャンしてもらったらそれぞれ“いいね”や“フォロー”等に促すキャンペンページに飛ぶように構成する

④商品案内

展示会や店内の商品案内に紙を使用していたのでは置き場所も困りきりがありません。QRコードに常に新しい情報を発信できるので人手が足りないときなどの案内不足も解消できます。

まとめ

読み取るだけでクーポンが入手できたりと、qrコードは、手軽に情報を得られるツールとして活用でき、最近では動画と連動させることができるようになり、より活用の幅が広がっています。

QRコードは在庫管理や商品の貸し出し管理等のモノの識別目的の付与はもちろん、イベント時の受付や会員カード、決済等で使う人への付与や、建設現場や営業進捗、出張訪問記録等を管理するイベントに対しても付与することもできます。少しの工夫でいろいろな拡がりがあるQRコードでシンプルにより便利に使いこなしてください。

※QRコード入りの名刺を作ることが目的なってデザインが二の次にならないように注意しましょう。自社の色を取り入れたQRにする事でも、その色を見た人はどこでもらったかを思い出したりします。また、空いた箇所を利用して顔写真を表示させておけば、認知度upにもつながります。